本文へ移動

睡眠時無呼吸症候群 簡易検査


寝ても疲れが取れないことありませんか?
睡眠時無呼吸症候群かもしれません

睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群とは

通称は 睡眠時無呼吸症候群〔SAS(サス・Sleep Apnea Syndrome)〕と呼ばれています。
睡眠中に呼吸が一時的に何度も止まったり、浅くなったりする病気です。低酸素状態により深い睡眠がとれなくなり日中に強い眠気を伴います。他にも起床時に頭痛や疲労を伴います。

酸素濃度の低下により高血圧、動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性も高まります。
また運転中の強い眠気や心疾患、脳疾患により運転操作に支障を及ぼした場合交通事故につながる危険性があります。

ドライバーの皆さん

令和2年7月2日に「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律の一部を改正する法律」が施行されました。

自動車の運転に支障が生じる恐れのある病気の影響により、正常な運転が困難になって死傷事故を起こした場合、死亡は15年以下の懲役、負傷は12年以下の懲役に処されます。
この病気に「重度の睡眠障害」が追加され、飲酒運転で事故を起こした時と同様の厳しい刑罰へと強化されました。

また運転免許証取得、更新の際の質問票にも睡眠に関する項目があり、虚偽の回答をして免許取得、更新した場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金に処されます。

検査

簡易検査とは

睡眠時無呼吸症候群の早期発見のため、自宅でできる簡易検査です。
自宅で手指や鼻にセンサーを装着して睡眠中の呼吸状態や血中の酸素状態などを調べます。

健康診断オプション



<流れ>
健康診断予約時にお声がけください。
希望日に機器の貸し出しが可能な場合、健康診断終了後に機器の貸し出しをします。
次の日に返却していただき、データ解析後、異常所見が見られた方は後日診察(保険診療)となります。
機器返却日の診察は出来かねます。

検査方法や返却の仕方等の詳細は貸出時にご説明します。
数に限りがあり、希望日に対応できない場合もございます。
詳しくは健診担当までお問合せ下さい。

診断・治療

流れ

・診療…当院では循環器科の医師が睡眠時無呼吸症候群の検査・治療を行います。※要予約
・検査入院(1泊)… 1時間あたりの無呼吸低呼吸の回数等を確認します。
・結果説明・診断… 検査入院の結果を用いて診察をします。
・治療開始…同意書等必要書類をご記入いただき当院の契約会社がご自宅への装置設置、調整を行います。

精密検査

簡易検査にて要精査となった場合に行います。
たくさんのセンサーを装着し睡眠中1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数を正確に測ることができます。

夕方(20時頃)から入院し、翌日の朝(7時頃)退院となります。
月曜日または金曜日に行っております。

結果は1~2週間ほど解析に時間を要します。

治療

睡眠時無呼吸症候群と診断した場合当院ではCPAP(シーパップ)装置を用いて治療します(持続陽圧呼吸療法)。
ご自宅で睡眠時にCPAP装置を装着します。装着したマスクを通して気道に空気を送り、気道を広げることで無呼吸が起こらないようにします。
CPAP装置はレンタル使用です。保険適用の条件として月に一度受診が必要です。

料金

保険診療

    名称
費用 ※状況により採血等検査が追加になることがあります。
簡易検査
3割負担:¥3,610~(初診料含む)
精密検査(1泊)
3割負担:¥25,200~
CPAP管理料
3割負担:¥4,050~
TOPへ戻る